富士光明幼稚園 絵本紹介

 子どもは、大人から本を読んでもらったり、自ら絵本を見ることで、本を読む楽しさを知り、いろいろな興味・関心を示します。絵本を通して子どもが学べることはたくさんありますし、本を読むことにより、感性や想像力を育み、知らず知らずに集中力も身についていきます。子どもさんと一緒に絵本をたくさん読んでください。当園で読み聞かせをしている本をいくつかご紹介します。
すずのへいたい 作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン 文:竹下文子 絵:西巻 茅子

■すずのへいたい

あるところに すずの へいたいが いました。ぜんぶで 25にんの きょうだいで、そろって はこに はいっていました。おとこのこが たんじょうびに もらったのです。へいたいたちは せいふくを きて、てっぽうを かついで、まえを むいていました。

★なんとも切なくて一途な哀しい恋の物語。たとえ"めでたしめでたし"じゃなくても
誰かを想うこと、愛することは尊いと感じさせてくれるお話です。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン 文:竹下文子 絵:西巻 茅子

きたきつねのゆめ 作・絵: 手島 圭三郎

■きたきつねのゆめ

ここは、ほっかいどうの やまの なか、しずかで さむい ふゆのもりです。くまも しまりすも、あなの なかで、ふゆの あいだじゅう ねむりつづけて います。くもが きれて こおるような つきが、かおを だしました。つきの ひかりを うけて、とおくの やまが、あおく つめたく かがやきました。

★北海道を舞台にしている版画絵本。雪うさぎを追いかけていた”きたきつね”が迷い込んでしまった不思議な森と、温かい家族のお話です。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作・絵: 手島 圭三郎

しりたがりやのふくろうぼうや 作・絵: いもとようこ

■しりたがりやのふくろうぼうや

ある夜、ぼうやは母さんにたずねました。
「おそらには、どれくらい おほしさまがあるの?」「たくさんあるのよ。」と、かあさんはこたえました。ぼうやは そらを みあげました。「でも、いったい いくつ?」かあさんはにっこりして いいました。「かぞえてごらん。」「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ…」

★様々なことに興味をもち、知りたがるふくろうのアウリーぼうや。興味をもち挑戦するぼうやと、それを見守るふくろうのお母さん。何事にも勇気をもって挑戦する気持ちと、それを見守り包み込む優しい気持ちを学ぶ事が出来ます。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作・絵: いもとようこ

ずっとそばに 作・絵: いもとようこ

■ずっとそばに

むかし、やまにはどうぶつたちがたくさんすんでいました。
そこへ、にんげんたちがやってきて、やまざとにすむようになり、どうぶつたちは、どんどんやまおくにおいやられていきました。くまさんがいいました。 「みんなけんかをしないでなかよくするんだよ。それから、けっしてさとにおりてはいけないよ!」こどもたちはやさしいくまさんのいうことをよくききました。
くまさんのおとうさんとおかあさんはくまさんがちいさいときににんげんにつかまりかえってきませんでした。

★やさしいくまさんは、こどもたちを守るため食べ物を取りに人間のすむ里におりていきます。やさしいくまさんの気持ちと行動。そしてその気持ちと行動に対し、同じ様に優しい気持ちで応えるこどもたち。優しい気持ちのつながりと暖かさを知ることが出来ます。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作・絵: いもとようこ

ニャーンといったのはだーれ 作・絵: ステーエフ

■ニャーンといったのはだーれ

子犬がソファのそばのじゅうたんの上に寝ていました。すると誰かがニャーンと言ったような気がしました。でも、だーれもいません。(きっと夢を見たんだな。)子犬はまたころんと横になりました。すると誰かがまたニャーンと言いました。

★「ニャーン」といったのはだーれ?こいぬの小さな冒険が始まります。好奇心いっぱい、失敗をものともしないで行動する子犬の真っ直ぐさや、周りの者には見えていても、本人にはわからないという人間の弱点を学ぶ事ができます。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作・絵: ステーエフ

からたちばやしのてんとうむし 作・絵:かこ さとし

■からたちばやしのてんとうむし

大きなおやしきに住むにじゅうやほしてんとうは、てんとうむしの中で一番力が強くて大金持ちで、いじわるでよくばりなので、てんとだいじんと呼ばれ、他のてんとう虫に嫌がられていたのです。そのてんとだいじんのうちにこどもが生まれたので大変です。てんとうむしのみんなはお祝いに行かないといじわるされるので・・・

★村のてんとうむしたちは、貧しい中でも、厳しい環境の中でもアイディアとチームワークでなんとか一年を乗り切っていきます。四季折々の虫たちの生態やみんなで知恵と力を持ち寄り解決しようとする、前向きな気持ち。厳しい状況だからこそ、アイディアと明るさで乗り切ろうとする姿勢を学ぶ事ができます。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作・絵:かこ さとし

ちいさな きいろい かさ イラスト:にしまき かやこ シナリオ:もり ひさし

■うさこのサンタクロース

もうすぐクリスマス。うさぎのうさこが、サンタクロースに手紙をかきました。『あかちゃんください』って。うさぎのサンタさん「こまったな。あかちゃんはあげたことがないものね。どうしよう」うさぎのサンタさんは、きつねのサンタさんの家にそうだんをしに行きました。けれど、きつねのサンタさんもこまってしまいました。ねずみのサンタさんも、やぎのサンタさんもこまってしまいました。

★一つのお願いのために、みんなで知恵と力を持ち寄り解決しようとする、暖かい心と前向きな気持ち。また、おおぜいで一つの事に向かって努力する気持ちも学ぶ事ができます。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作:矢崎節夫 絵:黒井 健

たいふうがくる 作・絵:みやこし あきこ

■バイオリンのおとはやまのおと

山のふもとに、バイオリンつくりのおじさんがすんでいました。おじさんの家のまわりには、たくさんの果物がうわっており、動物たちや村のこどもがやってきてそれをたべました。こどもたちはおじさんのバイオリンにうっとりします「おじさん、いまのおと、どこからでてきたの。」「いいおとをいっぱいつめてあるのさ。」「じゃあ、そのおとどこからとってきたの。」「山だよ。山からとってきたのさ。」

★自然の中での出来事をおとに表す想像力と表現力を学ぶことができます。また、自然の中でくらす動物達とのふれあいとやさしさを感じることも出来ます。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作:いまにし すけゆき 絵:なかたに ちよこ

ちいさな きいろい かさ イラスト:にしまき かやこ シナリオ:もり ひさし

■ちいさな きいろい かさ

なっちゃんが、お母さんに買ってもらった小さなきいろいかさ。ぼちん、ぽち、ぽち、雨がやっぱりふってきた。うさぎさん、りすくん、いっしょに入りなさい。あ、だっくすくんがぬれている。だっくすくんどうながだもん、かさに入れないかな。でも、だっくすくんの分だけ広くなったかさ。ばくのばくさん、あかちゃんつれて。はやく、はやくかさにお入り。

★雨がふる中、自分の傘に動物たちを受け入れる優しい気持。そして、それぞれの動物の特徴に合わせ形を変える傘から、相手を思いやる心配りを学ぶ事ができます。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

イラスト:にしまき かやこ シナリオ:もり ひさし

たいふうがくる 作・絵:みやこし あきこ

■たいふうがくる

きょうは金曜日、あしたは家族で海に行く予定。でも、ホームルームで先生が台風がくるから下校するようにって…。
台風なんてやだ。ずっと前から海に行くのを楽しみにしていたのに。だけど、空は見るたびにどんよりし始め、お母さんたちは雨戸をしめたり家のなかに植木ばちを入れたり。そして、あめの音がして、ぼくは外をみた。
「たいふうがきたんだ!」

★環境に対する理解と想像力を学べます。大きな物事や困難に対して希望を忘れず積極的にとりくんでいく姿勢を絵本の主人公から感じる事ができるでしょう。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作・絵:みやこし あきこ

ふとんかいすいよく 作:山下明生 絵:渡辺洋二

■ふとんかいすいよく

きのうの土曜日のことだった。お昼過ぎに、とうちゃんが会社から帰って来た。そしたらとうちゃんは、また変なことを言い出したんだ。「カズくん。去年の海水パンツ出してこいよ。」「どうするの。」「これから水泳の特訓だ。」 海水パンツを用意している間に、とうちゃんは六畳の部屋一面にふとんを敷き、部屋のすみには、ふとんを重ねた飛び込み台まで作っていた。 「いいかい。ここは、ふとん海水浴場だ。ふとんが青いから、海の気分が出るだろう。」

★固定概念にとらわれない、豊かな発想や想像力。親が子を、子が親をお互いに思う気持ちが表れています。また、泳ぎ方も楽しい絵で学ぶことができます。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作:山下明生 絵:渡辺洋二

くまたろうのさかなつり 作:鶴見正夫 絵:黒井 健

■くまたろうのさかなつり

くまのこくまたろうが、魚釣りに行きました。川の岸では、仲間たちがとっくに釣り糸をたれて待っていました。
「ぼくは小さい魚なんかいらないよ。おおきいの…そうさ、いっそのこと、くじらを釣るんだ。」
 びしょびしょの帽子が乾き始めたころ、くまたろうの竿がいきなりぐぐっと引っ張られました。すると…

★目的に向かってがんばる気持ち、友達のなかで一緒にすごす協調性や自然を大切に想う心を学べる絵本です。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作:鶴見正夫 絵:黒井 健

わたしのすきなもの 作:フランソワーズ 訳:なかがわ ちひろ

■わたしのすきなもの

 「わたし いきものが すき
けの ふわふわした いきものも
はねの はえた いきものも
けも はねも ない いきものも
みんな だいすき」

★おいしいもの、ピクニック、夏休み。パーティーやサーカス、クリスマス。
好きなものがたくさんあるって、とっても「嬉しい」「楽しい」といった気持ちを、心地よい言葉と優しくあたたかな絵でつづられた絵本です。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作:フランソワーズ 訳:なかがわ ちひろ

ともだち 作:アンドレ・ダーハン 訳:木坂涼

■ともだち

天気のいい日、ねこは面白がって、いぬの家めがけて水をまきました。
いぬはびっくりして飛び出てきました。
「ねえ、おいかけっこっしよう。ぼくのこと、つかまえてもいいよ。」
ねこは、木に登ったり家に飛び移ったり、船に乗ったりどんどん走っていきます。いぬも楽しそうに、ねこをおいかけて行きます。

★新しい環境の中、自分から声をかけ友達と遊ぶ楽しさを感じることのできる絵本です。子どもさんの積極性・協調性をうながす良い絵本です。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作:アンドレ・ダーハン 訳:木坂涼

パパ、お月さまとって! 作:エリック=カール 訳:もり ひさし

■パパ、お月さまとって!

 ある晩、モニカはベッドにいこうとすると、まどからお月さまがとても近くに見えました。
「お月さまと、あそびたいな」お月さまのほうへ手をいっぱいにのばしても、とどきません。
「パパ、お月さま とって!」
そこで、パパはながーいながいはしごをもってきました。

★月の満ち欠けを上手に利用したお話で、子どもさんの知識欲を向上させるよい絵本です。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作:エリック=カール 訳:もり ひさし

ともだちからともだちへ 作:アンソニーフランス 絵:ティファニー・ビーク 訳:木坂涼

■ともだちからともだちへ

 クマネズミは、ここのところ、朝おきても顔を洗わないし、ひげの手入れもしません。
パジャマを着たまんま、着替え用ともしないのです。
「なんにもすることがない」と、ためいきばかり。
 そんなある日、なんともうれしい手紙を受け取ります。
それがきっかけとなって、クマネズミは…?

★「ほんとうのともだち」とは一体どんなものなのか。手紙を媒体にして伝えられる、暖かな感情が込められた絵本です。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

作:アンソニーフランス 絵:ティファニー・ビーク 訳:木坂涼

マルーシカと12のつき 文:虎頭恵美子 絵:本庄ひさ子

■マルーシカと12のつき

 マルーシカは継母と義姉のホレーナと暮らしていましたが、二人はとてもいじわるでした。ある日のこと、マルーシカは雪に覆われた森へと、すみれやいちご、りんごを取ってくるようにと追い出されてしまいます。森の中を歩いていると、大きなたきびの周りに12人のつきのせいが座っており、つきのせいがつえを振るとたちまち雪がとけて春になりました。家に帰ったマルーシカがホレーナにりんごを差し出すと、くいしんぼうのホレーナは「美味しいりんごをありったけつんでくる」と継母と家を飛び出していきましたが、二人はとうとう帰ってきませんでした。

★自然の人間に対するあたたかさと厳しさが描かれています。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

スロバキア民話 文:虎頭恵美子 絵:本庄ひさ子

ゆきおとこのバカンス 文・絵:白鳥洋一

■ゆきおとこのバカンス

 ゆきおとこはまだ夏を見たことがない。一度でいいから夏をみたい、とゆきおとこは冬の終わりに夏に向かって歩き始めた。いくつもいくつも分かれている夏への山道を歩きとおしたゆきおとこは、初めて見る夏にめまいがしそう。ところが、ゆきおとこの体がどんどんとけだした。慌てて冬へ走り出し、いくつもいくつも山を越えて冬に戻って元気になったゆきおとこは、友達のゆきだるまに自慢した。「やっぱりバカンスはなつにかぎるね」

★目標に向かって努力する気持ちが培われる絵本です。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

BL出版 文・絵:白鳥洋一

くまときょじんとおおきなケーキ 文:久地 良 作・絵:アンツェ・グンメルス

■くまときょじんとおおきなケーキ

 日曜日、くまのポンペルは、ぶたのアントンとにわとりのアマリアにふるまうために、お得意のケーキを作っていました。しかし、きょじんのマーヤが山からおりてきて、ぶたのアントンが捕まえられてしまいます。ぶたのアントンを助けるために、くまのポンペルは大きなケーキを作ることに。出来上がったケーキを持っていくと、なんとマーヤとアントンはすっかり仲良しになっていました。マーヤはケーキをぺろりと食べて、次の日曜日にはポンペルにケーキの作り方を教えてもらい、焼きあがったケーキをみんなで仲良く食べました。

★みんなで協力して一つのものを作り上げること、友達を大切にする気持ちなどを学ぶことのできる絵本です。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

学研 文:久地 良 作・絵:アンツェ・グンメルス

とてもとてもあついひ 文:こいでたん 絵:こいでやすこ

■とてもとてもあついひ

 ネズミのブランコと手押し車がなくなってしまいました。探していると、なんとうさぎやタヌキの持ち物もなくなっていることが分かりました。みんなで探しにゆきます。するとシマリスたちが自分たちの道具やおもちゃをだまって持って行ってしまったのでした。ネズミとうさぎとたぬきは、一度はおもちゃを取り返し、別々に遊びだすのですが、なんだかつまらなくなり、結局リスも仲間にいれて、みんなで遊ぶことにしました。

★ものを大切にする気持ち、協調性、みんなで遊ぶ楽しさなどを学ぶことのできる絵本です。ぜひ一度子どもさんと読んでみてください。

福音館書店 文:こいでたん 絵:こいでやすこ

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